■コーヒーは、脳ミソにも「おいしい」

コーヒーを飲むと、楽しい気分になったり、あるいは「やる気」が出るような感覚になったりすることがあると言われます。

これはヒトの脳の快楽中枢や報酬系を刺激するコーヒーの薬理作用によるもので、コーヒーの美味しさの要因の一つと考えられています。

つまり… 脳ミソも、コーヒーの美味しさにメロメロのようなのです。

コーヒーに含まれる成分で、最も薬理作用を持つのが、「カフェイン」です。

みなさんもなじみのある成分名でしょう。 

「なんだか眠いぞ、ここは一仕事頑張らなくては」「物事に集中したいな」

そんな時に出てくるであろう、

「カフェインでも摂るか」の、

「カフェイン」です。

私たちの生活に、馴染んでいる成分の一つですね。

脳内でドパミン(快楽物質)が適切に分泌すると、幸福感や集中力、やる気が増してきます。

しかし、これと同時に、リラックスを促すアデノシン受容体が、このドパミンの作用を抑制しようとするのです。

カフェインは、このドパミンの作用の抑制を抑制します。

つまり、もう何者にも邪魔されず、解き放たれように、やる気が出て、アクティブになる!そんなイメージの状態をもたらしてくれるのです。

カフェで友人と美味しいコーヒーを飲む、素敵な時間。

これも「快楽中枢を刺激して」「時間を共有」して「おいしさ」につながっているかもしれません。

そしてもう1つ。

「報酬系」というものがあります。

「よし!」「やるぞ!」というような「やる気」を感じさせるものに「報酬系」という神経回路があります。

・美味しいものを食べたり飲んだりして、満足感を得る。(この満足感の中に、「コーヒーを飲むこと」が入ってきますね)

・いいことをして、「ありがとう!」と感謝される。

このような行動で刺激を受け、「また同じことをして満足感を得よう!」という

ヒトの「原動力」のひとつになります。

この「報酬系」を刺激する作用もカフェインにはあるのです。

コーヒーの「美味しさ」。

味覚で感じるものの他に、

脳内で感じるものがある、なんて

なんだかワクワクしませんか。

やる気を出したい時、なんだか気持ちの良い気分になりたい時。

そんな時のお供に、美味しいコーヒー。

コーヒーは、

人生的にも「おいしい」ですね。