NOTE > コーヒーの焙煎度合いについて

コーヒーの焙煎度を説明する資料には、ライト、シナモン、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンの8段階に分類するものが多いようです。これは1920〜30年代に、北米のコーヒー取引の慣習として使われ始めた分類です。日本では、1970年代から、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4段階に分けられるのをよく目にします。いずれの分類も厳密な線引きがあるものではなく、コーヒー店ごとにまちまちで、独自の表現を用いる場合もあります。

CEDARS COFFEE. では、、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4段階に分類し、表示させていただこうと思いますが、ひとつの目安とお考えください。

コーヒーを焙煎する現場では、加熱の進行により豆の色、膨らみ、匂い、ハゼる音など、常に変化が生じます。これらの豆の状態、変化に注意し目標とするの焙煎度合いに焼き上げます。

コーヒーを生豆の状態で食べても、苦味、酸味はほとんど感じません。(正直、飲み込むにも抵抗があるので、生のまま食べるのはあまりお勧めしません。)抽出したコーヒーのあの特徴的な良い香味は、焙煎の加熱を活性エネルギーとする化学反応で生じるものです。

生産地の違い、品種の違い、加工処理の違い、コーヒーを飲み比べるのはとても楽しいことですが、それらの違いよりも焙煎度の違いによる方がより香味の違いが現れます。ひとつの同じ豆を浅煎りから深煎りに煎り分ける方が、香味に多様性が生じるという統計もあります。(米カンザス州立大の統計分析による「コーヒーの科学」旦部幸博著 講談社ブルーバックス ご参照)

焙煎による味の違いをザックリ言えば、「酸味と香り」が強調されるのが浅煎り、「苦味とコク」が強調されるのが深煎りです。